ゆかたリカちゃんちょうちょ2004年

今日はこちらの2000年代のリカちゃんの記録です。ゆかたリカちゃん、きものリカちゃんという和装のシリーズの中の一人です。

きっかけはインスタで見た写真だったと思います。ぱつん、とカットされた直線的なボブ。襟足を刈り上げないと実現不可能であろう、ワカメちゃんみたいなミニボブに目を奪われました。

今回は、首溶けと謎の粉という二大劣化の写真も部分的に掲載します。

お顔とボディ

聞くところによればリカちゃんの肌色は数種類あるそうです。色白なお顔に、輝く赤みの金茶の髪、瞳ははっきりとしたグリーンで少し珍しい感じがします。

グリーンの瞳に赤寄りのピンクリップ、瞳のハイライトはライトグリーンと白

未開封品でしたが、ボディはかなり首溶けしており、脚部には謎の粉が出てサラサラしていました。

ヘッドとボディのプラスチックが癒着して起きる「首溶け」
下敷きと消しゴムの関係に似ている

謎の粉は、未開封経年劣化でよく起きる印象で、プラスチック表面を保護する可塑剤が析出して起きるらしいです。謎の粉が出ている状態で曲げると、足がひび割れたり、引っかいた跡が残ったりすることがあります。

かかと部分のひび割れ

スタイリング

ポップなちょうちょ柄と星柄

個人的にはこのリカちゃんは文学少女系のイメージなのですが、オリジナル衣装はこんなに元気な黄色の浴衣でした。

小物は下駄のみ。「黄ぶな」のマスコットを巾着に見立てて

イヴ・サンローランによるモンドリアンの作品へのオマージュドレスを模してお洋服を作りました。

想像の翼が広がりすぎてわたしにはマリオン・コティヤールとレア・セドゥに見える

クラシカルなスタイルもきっと似合うこちらのリカちゃん。白い丸襟のAラインのミニワンピース、背中側には大きなリボンを付けてショートヘアを引き立たたせよう…と妄想ばかりが膨らむのでした。

タカラ,ゆかたリカちゃんちょうちょ2004年,2023年3月購入,未開封品,約3,000円

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