今日はこちらの2000年代のリカちゃんの記録です。ゆかたリカちゃん、きものリカちゃんという和装のシリーズの中の一人です。
きっかけはインスタで見た写真だったと思います。ぱつん、とカットされた直線的なボブ。襟足を刈り上げないと実現不可能であろう、ワカメちゃんみたいなミニボブに目を奪われました。
今回は、首溶けと謎の粉という二大劣化の写真も部分的に掲載します。
お顔とボディ
聞くところによればリカちゃんの肌色は数種類あるそうです。色白なお顔に、輝く赤みの金茶の髪、瞳ははっきりとしたグリーンで少し珍しい感じがします。
未開封品でしたが、ボディはかなり首溶けしており、脚部には謎の粉が出てサラサラしていました。
謎の粉は、未開封経年劣化でよく起きる印象で、プラスチック表面を保護する可塑剤が析出して起きるらしいです。謎の粉が出ている状態で曲げると、足がひび割れたり、引っかいた跡が残ったりすることがあります。
スタイリング
個人的にはこのリカちゃんは文学少女系のイメージなのですが、オリジナル衣装はこんなに元気な黄色の浴衣でした。
イヴ・サンローランによるモンドリアンの作品へのオマージュドレスを模してお洋服を作りました。
クラシカルなスタイルもきっと似合うこちらのリカちゃん。白い丸襟のAラインのミニワンピース、背中側には大きなリボンを付けてショートヘアを引き立たたせよう…と妄想ばかりが膨らむのでした。
タカラ,ゆかたリカちゃんちょうちょ2004年,2023年3月購入,未開封品,約3,000円
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