秋葉原と浅草橋
休日にお友達とツアーをしました。相変わらずの小並感ながら記録したいと思います。
わたしにとってドールといえばまずは秋葉原です。
ラジオ会館ではアゾン、ドーリーテリア、DOLK、ボークス、まんだらけ秋葉原店を周りました。
次にDOLKの柳森神社のほうの店舗、Doll up!をめぐりました。この日のお目当てはドルフィードリームのアウトフィットと、バービー関係です。お友達は1/6から80cmドールまで所有しているので、BJDの世界はリカちゃんメインの自分には新鮮でした。
そのあと浅草橋に移動し、初めてcafe BAR-Bにお邪魔しました!有名なご主人にお会いでき、嬉しかったです。素敵なコにも出会うことができました。一体のみのお迎えでしたが、バービーの超かわいいショッパーに入れてもらいウキウキでした。お迎えしたコついてはまた今度書きたいと思います。
今回は行きませんでしたが、ジェニーちゃん推しのかたなら、そのあとトトコさんにも行きますよね。あと浅草橋はビーズなどのパーツやさんも多いので、できれば平日に、お買い物もメモをもって行きたいところでもあります。
原宿でオルタナティブ縛り
原宿に移り、竹下通りから入ってオルタナティブファッション(パンク、ロリィタ、地雷系、水色界隈、サイバーなど)のショップを巡るミッションを遂行しました。
★竹下通り
あらゆるバンドマンの衣装を支えてきているというつよつよなマダムに圧倒されたYELLOW HOUSE。
赤いリップの似合うパンクなお姉さんのいたJIMSINN、サブカル系を網羅してるACDC RAG(新しい店舗がショールームみたいで見やすくて素敵)、じらいけいっぽいけどなんか落ち着いて見えるさじ加減が素敵だったKRY clothing。
そしてブティック竹の子にも行きました。(お友達はお買い物もしました!) BODYLINEではかわいい子が集まるコスプレ女子会?とかテニサーの飲み会の出し物?の想像ばかりしてしまいました。(偏見すぎる。)
そういえばHEY BROTHER!って声をかけるお兄さんたちがいなくなって、かわりに警備員チョッキを来たお兄さんが「客引きについていかないでください」と声を出したり、看板を掲げるようになっていました。
★ラフォーレ原宿
オルタナティブ縛りなので地下3フロアを制覇しました。majohというショップのマネキンが大変素敵で凝視しまくっていたら、店員さんがアイテムを解説してくれました。心のなかを完全に読まれていました。魔女さんの読心術。
ずっと、きゅうきゅう詰めの竹下通りにいたので、ラフォーレ内の店舗はものすごく開けて見えました。おしゃれな武装で働く店員さんが可愛すぎて、胸が苦しかったです。まじでフリスクくらいしか入らなそうな、クマさんのレザーのポシェットが欲しかった。。
心残りなど
天使の窓、まんだらけ渋谷店に行けなかったのは残念でした。他には6%DOKIDOKIとか、FR2も行ってみたかったです…お友達がおしゃれな人なので、その威光を借りれるチャンスだったのに(笑)あと年甲斐もなくプリクラもやりたかったわぇ←
原宿のおしゃれを見て思い出してしまった
ひとまわり以上も年の違う若いお友達といっしょだったので、いろんなところに行けてとてもよかったです。
もし世界線が違っていたら中2くらいの娘と来てる可能性もあるよなと思いました。そうなるとお金的な意味で緊張感が出てきます。サブカル系の服はけっこう値段が可愛くないです。高校のころに、KERA!とかに載ってる感じのブランドを扱うセレクトショップに友だちが案内してくれたときに、うっかり「わ!三万円!たか!」と声に出してしまい、お店のマダムに「だってこんなにカッコいいでしょう。学生さんには高いだろうけど、みんなバイトして頑張って買いに来るんだよ」とたしなめられたのを思い出しました。
当時の自分はテストでは常に下から10位以内を争い、留年を免れるために追試にあえいでいました。服は好きだったけど、どんなに素敵な服でも、親に交渉してバイトという労働をした上にその服を着るのだ、という情熱はクソガキの自分には浮かんできませんでした。「だが情熱もない」なんかほんとそんな感じなのでした。
原宿で見たサブカル系のお洋服が見せてくれる非日常感、自分を違う世界のキャラクターにしてくれる感じにはすごく惹かれます。でもデザインだけを優先すると大人には不都合なことがいろいろとあります。かわいいと思っても身につけるものとは違うのでちょっと寂しかったです。リカちゃんに作ってあげよう、とは思いました。
まとめ
初めてドール関係のお友達と歩いてみて、わたしは自分が着ないものをドールに着せて遊んでいますが、お友達は双子コーデみたいな感じで、自分の趣味とリンクしてる着せかえで楽しんでいるということがわかりました。これは興味深いです。なんとなくわたしのほうが現実逃避傾向があって、ちょっと鬱屈してるかもと思いました…
さて、大人には上品で品質がよいものがふさわしいと思うけど、なんか真っ直ぐ歩きたくない(というか多分歩けない)、軸のずれてる自分をカッコよく立とうと思わせてくれる服って、どこで出会えるのだろうと思いました。ショップのご主人みたいにパンクスを体現してる生き方が服装に表れるのはかっこいいです。自分は、週5日はステルスな服装で事務仕事をしていて、土日にも何を着たいかよくわからなくなってます。
相変わらずクソガキぶりをこじらせていることを自覚しつつ、原宿で買うものはほぼ無かった悲しみを抱きしめつつ、肉眼で見て触れて、お店の人の着こなしを見たり話して決めていく楽しさは良いものだと思いました。なんでもデジタルトランスフォーメーションだから、その体験も付加価値となり、対価を払うべきものになりましたが、通販には替えがたいと思いました。これから自分が着るものも、できれば作り手の人のことを感じられる場所で、店員さんから買い物できたらいいな、と思いました。
おわり
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