2025年1月に株式会社タカラトミーから「リカちゃん二次創作ガイドライン」という文書が発表されました。pdf文書を同社のホームページから閲覧することができます。わたしはSNSのフォロワーさんの投稿を通じて知りました。
このガイドラインは営利・非営利の目的にかかわらず「二次創作」なるものを楽しむ全てのファンに関わることが書いてあるので、作る人も買う人も遊ぶ人も、全員必見!だと思います。
感想
内容としてはすごく当たり前なことという感じで、特別に厳しいガイドラインとは感じませんでした。しかし具体例が提示されていないので、判断が難しそうなものもあります。お洋服や小物の作家活動をされている方への影響があるかもしれません。
リカちゃんの使用に関する許認可の取り方は示されていないようです。また、個別の問い合わせ回答はしないとのことなので、ファン各自の行為が抵触するかの判断は公式側からの指摘次第なのだと思います。
公式によってあらためて示されたことの背景を想像すると、リカちゃんというキャラクターを守らなければならないという企業の意思を感じました。リカちゃんは単なる着せかえ人形のおもちゃにとどまらず、タレント的な活躍もしていますし、大人が楽しむリカちゃん市場への本格進出に舵を切ったことも関係していそうです。
わたしはコロナ禍前後にドール遊びにカムバックしました。今も「リカ活」を楽しむ大人が増えていると思います。少子高齢社会にあってわれわれは今や「キダルト」と呼ばれ、おもちゃ・ホビー市場を牽引する存在となってしまいました(意見には個人差があり表現には筆者の主観を多分に含みます笑)。
そんなキダルトたるもの、市場においても社会においても責任ある大人として、小さいころに遊んだリカちゃんのキャラクターのイメージを損なわないように、これからもリカちゃんが子どもたちの夢やあこがれに寄り添う存在でいられるように、気を付けていこうと思いました。
気をつけたいこと
さて、このブログでもリカちゃんはじめドールの画像を多数アップしております。目的は、コレクションの記録を通じて訪問してくださる方に魅力をお伝えしたり交流することです。正確な記述に努め、権利者から問題点のご指摘があった際には速やかに取り下げます。ご連絡に際しては「プライバシーポリシー等」もご参照いただき、メールフォームからお問い合わせをお願いします。
本来ならばどこにも発表せず自宅でドール遊びを楽しむこともできるのに、こうしてブログに記録するという身勝手さについて。もちろん自己満足の目的もありますが、自分自身が先駆者様たちのブログを通じてドールの魅力を教わってきたので、誰かと共有したいという思いも強いです。好きなものを長く大切にしている人への憧れがずっとあります。
作ってくれた人、盛り上げて支えてきたファンの人、いろんなクリエイターさんに敬意を払って、今後もドールのイメージを傷つけないように配慮しながら記事を上げていこうと思います。
おしまい。
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