ミュージシャン、モデル、実業家として活躍しているMEGさん。音楽活動が特に盛んであった2008年のライブDVD「MEG LIVE PREMIUM “PARTY”BOX初回限定盤」に付属していたのがこちらのMEGモデルリカちゃんです。2009年2月25日に発売されました。
お顔とボディ
このリカちゃんは中国製で、首かしげができます。ボディの刻印はこんな感じ。ずっと黒い透けないタイプのタイツを履いていたために、脚部の広範囲に赤茶色の色移りがでていました。
この胸上のロブ、髪型としてはクセがつきやすい長さで、お迎えしてからクセを伸ばすのに少々難儀しました。植毛も毛穴から毛穴へループになっていたり、毛の根本が曲がっていたりして、髪の広がる原因になっていたようです。水で濡らしてスリーブをつけ、お湯パーマをするなどしました。
中国製リカちゃんについて
中国に生産移管したあとのリカちゃんは、お顔立ちや材質などが日本製とは変わりました。
お顔立ちは好みによるとして、過去にお顔の材質の変化で困ったことがありました。わたしは一時期、古いリカちゃんをつかまえて植毛をするのにはまっていました。よく知らずに中国製のリカちゃんを入手したところ、頭がとても固い素材でした。そのため針がうまく刺さらずとても苦労したことがあります。
この石頭素材が何年まで採用されたのかはわからないのですが、手元の中国製リカちゃんでいうと2005年クレープパーラースイーツちゃん、2007年ロングヘアいづみちゃんは頭が固いです。そしてこの2009年のMEGリカちゃん、2014年メルヘンゴーランドリカちゃん、2021年スイートキャンディリカちゃんは頭がやわらかいです。
さて、現在入手できる日本製のリカちゃん(リカちゃんキャッスル)とは違って、中国製のタカラトミーリカちゃんには、首かしげや腕広げができるボディのラインナップがあります。企業コラボやタイアップなど楽しい仕様も多いです。どちらのリカちゃんもご縁があった子のことは大切にしていきたいものです。
スタイリング
MEGさんのライブ衣装にかなり近づけてあります。髪型の再現ぶりもなかなか。このころは重めのぱっつん前髪が流行でした。MEGさんは甘いお顔立ちにスラリとしたスタイルの持ち主で、お人形みたいなかわいさに少し肌見せのあるファッションに身を包んだCDジャケットが印象的でした。
おしまい。
MEGモデルリカちゃん,タカラトミー,
2009年,中古,2024年2月
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